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紫堂 圭斗

Author:紫堂 圭斗
少しずつ更新やら日記やら増やしていく予定。

現在のハマリ
『東方プロジェクト』


幻想入り停止中(202番目)。

エレメンタルガイストとアーマードコア、あとは友人の為の小説とか色々書いてます(現在更新停止中)。
あとは趣味レベルの絵とか(最近は主にこちらがメイン)。

初めての方はまず『Infomation』をご覧ください。

後、私が怪しいと判断したコメントは容赦なく消させていただきます。

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エレメンタルガイスト~帝国継承戦争編・プロローグエイリーク~第1話「悪夢」

その日、ヘルハウンド隊に与えられた任務は国境付近に出没してはEGのみを狙って襲い掛かるという未確認EGの調査だった。
襲われた者達はいずれも名のある騎士や傭兵ばかり。主に緩衝地で起こっていた事件だったのではじめは静観を決め込んでいたが自分達にも被害が及び始めた為、排除を兼ねて帝国最強といわれる遊撃騎士団から彼らが選ばれた。
任務を受けたヘルハウンド隊はもうすぐ現場である国境付近に到着しようとしていた。

「もうすぐ現場に到着しますが本当によろしかったのですか?」
『何がだエイリーク?』
「未確認とはいえEGが1機のみです。わざわざ私達が出向かなくても…」

現地の守備隊でどうにでもなるでしょうと言おうとしたエイリークはいきなり割り込んできた声に阻まれてそれ以上言えなかった。

『それが本当かどうかを調べるのが俺達の任務なわけだろ?撃破も兼ねてさ』
「それはそうですが、何も遊撃騎士団を派遣するほどのことでは」
『現地の部隊でどうにかなるなら俺達にこんな命令は来なかったはずだ。つまりそう言う相手だってことさ』

同僚であるシウスの言い分は正しい。
現地の部隊や傭兵でどうにかなる相手ならわざわざ帝国最強と謳われる遊撃騎士団にこのような事件がまわってくるはずは無いのだ。
それでもエイリークはまだ納得が出来なかった。
相手が強者であっても単独ならば数さえ揃っていれば負けはしないはず。これは帝国の騎士になってから経験した末に出した彼女なりの結論でもあった。
だからこそ今回の一件は不思議でならなかったのだが。

『君の気持ちも分かるがね…だがこれは命令なのだ。帝国騎士である以上不服であっても遂行しなければならない。わかるな?』
「…はい」
『ならば、このような不本意な任務は早々に解決して本国に戻ろう。各自、油断はするなよ』
『『「了解」』』

隊長であるカーネイズが会話を締めると、目的地である緩衝地に到着した。
そこには数多くのEGや輸送車両などが残骸となって転がっていた。
緩衝地となったのはごく最近で、それまでは無法地帯と呼ばれるほど戦闘が多かった場所な為今回の事件以外の残骸が数多く放置されていた。
そんな荒野を飛び越えていく4機のグレゾートの前方からものすごい速さで接近してくる機影があった。
それは遠めに見ても分かるくらい鮮やかな紫色のEGだった。

『前方から接近してくる機影を補足…該当データありません』
『無し?類似データもか?』
『はい、カスタム機の可能性もゼロ。恐らく新型かと』

ラックスからの報告にカーネイズは不審に思うと同時に納得もしていた。
不審な点と言うのは、この時期にどこの組織も新型を製造していたという報告を受けていなかったこと。
そして納得の点と言うのは、既存のEGではよほどの実力差が無い限り単独で傭兵団や騎士団を撃破することは不可能な為、それをやってのけるなら新型のEGであろうと言うことであった。

『諜報機関から新型が作られているという報告は聞いてないが…鹵獲すれば分かることか。各機、警告の後武装解除に応じなければ不明機に対して攻撃を仕掛ける。ただし、極力撃破は避けること。いいな?』
『『「了解!」』』

カーネイズの命令を合図に、3機は不明機を覆うように展開していく。
布陣が整ったところでカーネイズが警告の通信を飛ばした。

『所属不明機に告げる。我々は帝国軍遊撃騎士団所属”ヘルハウンド隊”。今すぐ武装解除の上投降されたし。抵抗するならば容赦はしない』

普通ならば帝国軍遊撃騎士団と聞いただけで戦うのは無謀と思うだろう。
それほどまでに遊撃騎士団の名は世界でも有名だった。
しかし、不明機からの返答は意外なものだった。

『ようやく本物の戦いが出来るということか。今までの相手は屑ばかりで退屈だったからな』

返答を聞いた4人は敵パイロットの精神を疑った。

『おいおい、奴は何考えてるんだ?!正気じゃねぇ』
『よほどの自身があるのかただの馬鹿かのどちらかでしょう。いずれにしても結果は変わりません』
「これでは弱い者いじめになってしまいます。騎士のすることではありません隊長」
『その油断は命取りになるぞエイリーク。各機、普段通りに行動、目標を沈黙させよ』

カーネイズの通信で落ち着きを取り戻した3人はそれぞれいつもどおりに敵機へ攻撃を仕掛ける。
しかし、彼らがこの後体験するのは約束された勝利ではなく圧倒的な力の差による敗北であった―


――――――


援軍として駆けつけた騎士が見た光景は地獄だった。
無残に散らばった帝国製EGの残骸。しかも殆どが徹底的に破壊されており原形をとどめているものはごく少数だった。
そして眼前には紫電を纏った紫水晶のように輝く未確認EG。
アレと戦わなければならないと思うと騎士の心はくじけそうになった。
なぜならば全滅した友軍は帝国でも有数の遊撃部隊の一つである『ヘルハウンド隊』だったからだ。

『斥候より本隊へ…味方機の反応0…敵機は依然として健在。繰り返す…』

通信を送りながら撤退を始める。
遊撃部隊でも歯が立たない相手に自分達が勝てるはずもないからだ。
だが、未確認EGは見逃してはくれなかった。
ものすごい速さで偵察機の退路をふさぐと両手の双剣で切り裂いてあっさりと撃破してしまった。

『ふん、つまらん。せっかく長生きしてまで戦いを求めたというのにこの体たらくか』

もうこの場所に戦う相手がいないとわかると未確認EGはその場から去った。
後に残されたのはEGと帝国騎士達の死の現場のはずだった。
だがたった一人、エイリークだけは生き残っていた。彼女は自らが助かったことを確認すると帝国には戻らずにそのまま姿を消した。
仲間の仇討ちと紫水晶に輝く未確認EGへの復讐を胸に秘めて―

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エレメンタルガイスト聖王国編第4話「革命の炎」/2-2(サイド・ミリュウ)

ミアがフィネガンと激闘を繰り広げている頃―

ミリュウは別方向から単独で砲台の破壊に向かっていた。
途中で立ちはだかった敵EGは普段の彼女からは想像も出来ないほど精密な射撃と斬撃によってその全てがほぼ一撃で撃破されていった。
そのまま砲台にたどり着くかと思われたが、彼女の前に1機のカスタムジャベリン―クライストが現れた。

――――――

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エレメンタルガイスト聖王国編第4話「革命の炎」/2(メギド発射阻止作戦)

作戦室でのミーティングが終わってから1時間後―
聖騎士団総出撃による謎の巨大砲台の撃破作戦が開始されていた。
敵も目立つ作戦だということを理解しているのか巨大な砲台は聖王都を取り囲むように無数に配置して、その全てでチャージを開始していた。
しかし、フレイムノヴァは希少な遺産の為本命はその中に一つしかない。
聖騎士団が本命を破壊するか、それとも四方の風が守りきって聖王都を蒸発させるかという互いに時間のない戦いである。
すでにいくつかの砲台で両者の戦闘は激しさを増していた。

――――――

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エレメンタルガイスト聖王国編第4話「革命の炎」/1(決戦前)

聖王都とバジリカの襲撃から1週間が経過した。
聖王国軍と聖教会はその戦力を大きく低下させられ、現在まで急ピッチで再編成を行っていた。
それでもまともな戦力は聖騎士団のみという状態である。聖教会はこの状況下においても未だに自身の戦力の公開を行っておらず、昔から続く協力関係に亀裂が生じていた。

何もかもが後手に回っている中、ミア・ナイツは待機命令が下されたまま特にすることもないので、各自自由行動をとっていた。


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エレメンタルガイスト聖王国編第3話「禁断の箱の破滅の炎」/3(新たなる神槍)

ミア達が出撃した時にはすでに聖騎士団の”ジャベリン”と新型と思われる所属不明機が数機、入り乱れて戦闘を開始していた。
新型が相手とはいえ数多くの戦闘を潜り抜けて来た聖騎士達の技量の前ではそれほど苦戦する相手ではないようで、不明機が少しずつその数を減らしていった。
しかし、明らかに動きの違う不明機2機が”ジャベリン”を圧倒していた。
その2機は目の前のEGを撃破していくとミア達の方に迫ってきた。

ミアには片方の機体の動きに覚えがあった。
忘れられるはずがない。その動きは嘗て性能の劣る”スピア”で自分と互角に戦い、ゼロシフトまで行使した相手と同じだったのだから。

「あの機体、乗っているのはノエルか!」

ミアの駆る”グライン・グニル”が一直線に不明機の片方に突進すると、そのままぶつかって周囲のEGから距離を離した。
ミアの意図を察したのか、ミリュウは3人に簡単な指示をするともう片方のEGと、今もなお聖王都のあちこちで繰り広げられている戦闘の援護に向かった。


――――――

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