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紫堂 圭斗

Author:紫堂 圭斗
少しずつ更新やら日記やら増やしていく予定。

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『東方プロジェクト』


幻想入り停止中(202番目)。

エレメンタルガイストとアーマードコア、あとは友人の為の小説とか色々書いてます(現在更新停止中)。
あとは趣味レベルの絵とか(最近は主にこちらがメイン)。

初めての方はまず『Infomation』をご覧ください。

後、私が怪しいと判断したコメントは容赦なく消させていただきます。

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エレメンタルガイスト第0話「真紅の剣士」/2~ジオ~

黒い煙が立ち昇る帝国軍の基地をバックに1台のトランスポーターと2機のEGが荒野を疾駆していた。
トランスポーターはホバー走行のタイプで後ろにEGが1機収まる大きさのコンテナを搭載している。
そのトランスポーターを守るように両サイドを走る長大なスナイパーライフルを搭載した黒のEGと両腕にカタールのような近接兵器を装備した白いEG―”リバーシブラック”と”リバーシホワイト”は頭部を基地に向けていた。

「帝国の基地を襲撃するミッションの割にずいぶんと楽だったな」
『俺たちが突入する前にもう一人雇った傭兵が基地内で破壊工作を行ってたんだとよ』

道理で、と思いつつ相棒であるトーレスの返事を聞いていたジオは画面隅のレーダーに、自分達の後方からまっすぐ向かってくる反応を見つけた。
襲撃の際に残っていた守備隊はそのほとんどを撃破、もしくは追撃不能状態にしていた為あまりに不自然だった。しかも反応はたった1つである。

「おいトーレス。かなり後ろだが物凄い速さでこっちに向かってくる奴がいる。反応からしておそらくEGだろう」

ジオの機体には狙撃の為に広範囲・長距離を補足できるレーダーが搭載されている為、索敵なども自然と彼の仕事となっていた。

『おい、帝国軍は全部叩いたと言ってたじゃないか?!』
『まぁまぁ落ち着きなって依頼主さんよ。単機ってところを考えるとおそらく俺らと同じだよ…傭兵だ』

依頼主を宥めるとトーレスは機体の向きを変えて迎撃に向かった。
それに習ってジオも機体の向きを変えるとトーレスを追いながら依頼主に指示を出す。

「やれやれ、それじゃあ俺達は追ってくる奴を潰して来るから先に目標ポイントへ行っててくれ」 トランスポーターを先に行かせるとジオは小高い丘に機体を停止させるとスナイパーライフルを構えて待ち伏せる。
あとはいつも通りトーレスが敵と交戦しながらこちらの射程範囲まで引き付けてチェックメイトである。
傭兵を始めてからずっと続いている二人の戦闘スタイルである。

『さて…基地じゃあまり手ごたえなかったから雑魚じゃないことを祈りたいぜ』

ぼやきながらトーレスが敵機との戦闘を開始する。
ジオの位置からでは相手の姿がまだはっきりとしないが、白と赤の点がぶつかっては離れるのを繰り返してる為相手も近接戦闘型なのだと推測する。
本来なら敵機と接触した時点でトーレスがライブラリを照合するなり記憶を遡って相手を特定、通信してくれればもっとやりやすいのだが。

「あいつは戦闘始まるとそういう細かい気配りできなくなるからな…戦闘馬鹿め」

そろそろ一言突っ込んでやろうと通信をONにしたと同時にトーレスの独り言が聞こえた。
だが、それはいつもの戦闘を楽しむ彼のそれではなく明らかに追い詰められ、相手を恐れている感じだった。

『その機体…その戦い方!貴様まさか真紅の―…?!』

その後悲鳴が聞こえたかと思うと”リバーシホワイト”が爆発を起こして黒い煙を立ち昇らせた。
赤い点はそのままこちらへと向かって疾駆する。
カメラで補足できる距離になってようやく相手の姿を確認できた。
その機体は全身に薄紅色のカラーリングが施され、両手に長さの違う長剣と短剣を持っている。背中から肩の前面に2機の大型ガトリングキャノンが突き出し、両肩には騎士の甲冑を思わせる装甲が施されていた。
そんな機体に乗る傭兵は一人しか思い浮かばなかった。

「ちくしょう!楽な仕事だと思ってたのに奴が来るとは?!」

接近を許せばこちらに勝ち目はない。”リバーシブラック”はすぐさまスナイパーライフルを放ち敵機の撃破を狙うが、赤い機体は当たる前に左右に急加速を繰り返してジオの狙撃をことごとく回避する。
そのまま両手の剣を構えると刀身が銀色から炎を思わせる真紅に変化させてきた。
もう狙撃できる距離ではないと悟ったジオは予備のマシンガンを左手に構えて交代しようとした…そのときだった―

『恨みはない…が、私を相手にすることになった時点で不幸だったな』

丘の真下から飛び出してきた薄紅の機体が肩のガトリングガンを浴びせて”リバーシブラック”のライフルとマシンガン、そして両足を破壊する。
逃げられなくなった自機のモニターに映るのは真紅の刃を振り下ろす薄紅のEGの姿。
そして彼女がトランスポーターの追撃を再開した時、背後には破壊されたEGが2機残された。
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