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紫堂 圭斗

Author:紫堂 圭斗
少しずつ更新やら日記やら増やしていく予定。

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幻想入り停止中(202番目)。

エレメンタルガイストとアーマードコア、あとは友人の為の小説とか色々書いてます(現在更新停止中)。
あとは趣味レベルの絵とか(最近は主にこちらがメイン)。

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エレメンタルガイスト聖王国編第3話「禁断の箱の破滅の炎」/1(バジリカ襲撃戦)

あの日の作戦会議から数週間後―
聖王国内の全ての武装勢力を束ねた連合軍『四方の風』は動き出した。
一斉に聖教会の各施設を強襲したのだ。
しかし、この行動はただの前座に過ぎない。これから精鋭によるバジリカ攻撃と内部に秘匿されているフレイムノヴァを奪取する。

メルティの眼前には先行して攻撃を開始したフィネガンの本体とアクセルの傭兵部隊がいた。
バジリカには『クロスナイツ』と呼ばれる聖教会の精鋭騎士団が常駐しているが、並の騎士よりはるかに強い傭兵達や世界最強とも呼ばれるマーセナリィロードが2名(一人は元、だが)参戦しているせいか、聖教会の劣勢が続いていた。

その間にメルティはロンド兄妹と呼ばれる双子の傭兵を引き連れてバジリカ内へ潜入していた。
驚くほどすんなり侵入できたのにはもちろん理由がある。
本体が正面から戦闘を繰り広げているのもあるが事前に潜入して守備隊を全滅させた傭兵がいたのだった。
そして潜入していた傭兵―ソリット・ヴァイパーの愛機”ネイキッド”を確認したメルティ達は彼に合流した。


――――――
「相変わらず見事な手際ですね。ロードを名乗っても通用すると思いますよ?」
『冗談はやめてくれたまえ。私は所詮スパイの端くれ。まともに戦えば彼らに勝てはしないよ』

過大評価しすぎだと言いたいようだが彼の機体には目立った傷がほとんどなかった。
そのことを追求するのをやめるとメルティは本題に入った。

「フローラ社長が貴方に依頼した神殿内部の調査は完璧ですか?」
『ああ、もちろんだとも。すでにバジリカ内部は完全に把握済みさ。ついでに最適なルートもこちらで用意したから迅速に行動すれば苦労せずに手に入るだろう』

どうやら事前にルート上の防衛システムや守備隊を始末していたらしい。
この男は侮れないなとメルティは思った。
そしてその手際のよさにブルーとアクアはただただ感心するばかりだった。
ネイキッドの腕がこちらに手招きをしたので4機はそのまま先へと進んだ。
しばらく進むと、唐突にヴァイパーが話しかけてきた。

『言い忘れていたのだが…実は私では突破できなかったセキュリティがあってね。ぜひロードたる君に解除してもらいたい』
「珍しいですね。貴方が解除できないセキュリティとは」
『私の機体には高度な処理能力を持ったCPUがなくてね。突破を図ろうとすれば間違いなく引っかかっていただろう』

話し終えた頃にはバジリカの最下層へと到達していた。
ここまでくるのに行った戦闘は0回。
時間のロスどころかむしろ予定時間よりも早く到達してしまった。
”ロンバルディア”2機が先に侵入してフロア内の防衛システムに目を光らせる。続いて”ネイキッド”がステルスミラージュを起動させながら侵入、3機で生きている防衛システムを破壊し終えると”サーペント”がセキュリティ端末の目の前に停止した。
そのセキュリティの外見は一言で言えば宝箱であった。
大きな宝箱の前に制御用の端末が配置され、フロアのいたるところに防衛用の砲台が設置されているという状態だ。

「では10分ほどセキュリティの解除に入るのでその間私の機体を守ってください」
『了解、メルティ君』
『わかりました隊長』
『隊長は必ずお守りします』

3人の返事を聞き終えるとメルティは目の前の宝箱に集中した。

――――――

一方その頃、バジリカの外では今も激しい戦闘が繰り広げられていた。
さすがに両者とも精鋭ぞろいなだけあり徐々に数は減っているもののすぐに決着がつきそうな雰囲気ではなかった。
だが、カスタムEG”デスロード”と”ドレイク”を相手にしていた聖教会の”ガード”や”バクラー”は次々と撃破されていった。

「やっぱ手ごたえなさ過ぎるぜ。もっと強い奴はいないのか?!」
『ならばちょうどいいのがいるぞ。おそらく守備隊のリーダー機だろう』

アレをお前に任せると言ってフィネガンは劣勢気味の自分の部下を援護しに離れた。
アクセルはフィネガンに目もくれず守備隊のリーダー機に向かって一直線に突き進んだ。
自分に向かってきてることに気付いたのかリーダー機は大げさにメイスとシールドを構えて迎え撃つ。

『聖王国を荒らすテロリストどもめ。クロスナイツ団長エリオル・クロムヴェリが神の裁きを下してやろう!』
「その着飾ったEGで俺に裁きだと?やれるもんならやってみな!」

”シェルド”のメイスと”ドレイク”のマナソードが火花を散らし、リーダー機同士の一騎打ちが始まった。
さすがにクロスナイツの団長を務めているだけのことはあり、エリオルは防御重視で本来なら機動力に劣る”シェルド”を巧みに操って”ドレイク”の剣戟を受け止め、流していく。
”ドレイク”も接近戦以外にもその高機動を活かして常に距離を変化させながらライフルとソードを繰り出すが、拠点防衛用の”シェルド”になかなか大きなダメージを与えることが出来なかった。
そんな膠着がしばらく続いてると、別方向で盛大な爆発が起こった。
それは”デスロード”が搭載している多数のミサイルが打ち込まれた為だった。

『おのれぇ!神聖な聖教会の神殿に対してなんと言うことを』
「戦いの最中に余所見とはいい根性してるじゃないか」

爆発に気をとられたエリオルの隙をアクセルが見逃すはずもなく振り下ろされたマナソードは”シェルド”の両腕を切り落とし、その後胴体を貫いていた。
マナソードを抜き取りその場を離れると、”シェルド”は爆散した。

「敵リーダー機撃破したぜ。さぁ、お前ら最後の仕上げといこうじゃないか」

全周波で伝えられたアクセルの通信は味方を高揚させ、敵を動揺させるのに十分な効果があった。

(さて、これでこっちの役割はあらかた終了したな。あとはあいつら次第)

――――――

「・・・・・・・・・・解除完了」

宣言どおり10分で解除を終えたメルティは、開いた宝箱の中にある神々しく燃え上がるマナエネルギー体を回収した。
出口のほうを見ると残骸となった”バクラー”が数機と悠然と立つ”ネイキッド”と”ロンバルディア”2機がいた。
どうやら10分の間に神殿内の守備隊がこちらへ来たらしい。

「目標の回収は完了しました。早く脱出しましょう」

メルティ達がフロアを出て出口へと急ぐと突然”ネイキッド”が途中で止まった。
残る3機が停止しようとするとヴァイパーはそれを静止した。

『止まるな。どうやらここの守備隊以外の部隊が紛れ込んでたらしい。私が何とかするから君達は先に脱出したまえ』
「しかし…」
『それは必ず成功させねばならないのだろう?ならば私の言ってることは正しいはずだが?』
「わかりました。くれぐれも気をつけて」

心配ではあったがヴァイパーは自分達よりもこういう状況に対応できるだろうと考えてメルティ達は先に脱出した。
それから少し間をおいて漆黒のEGが数機”ネイキッド”の目の前に止まった。

「ほほう、わざわざエクスキューショナーが来るという事はアレはよほど奪われたくないのだろうね?」
『我らの素性を知っているのか?どちらにしてもフレイムノヴァに関するもの達を生かすつもりはないが』

彼らは初めから侵入者のみならず内部守備隊も消すつもりだったのだろう。
”スタブソード”の両腕からブレードが展開された。

「…君達はなぜ私がわざわざここに残ったか知ってるかい?」
『大方時間稼ぎのつもりだろう。その手には乗らんぞ』
「違うな。そして思慮が浅すぎる。なぜ残ったかというとだね…」

次の瞬間”ネイキッド”が異常な変貌を遂げる。
その姿はライブラリィに登録されているカスタムEG”ネイキッド”ではなかった。

「我が愛機の本当の姿と力を見られたくなかったからだよ。君達はどうせ死ぬから関係ないがね」

――――――

結局、『四方の風』によるフレイムノヴァ奪取作戦は成功に終わった。
それ以外にも武装集団の奮闘によるものか聖教会はバジリカ以外の施設でも大きな被害を受け、戦力を低下させていた。

ついに動き出すのだ。
『四方の風』による最終作戦、『神の業火』が―
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コメント

ネイキッド真の力解放!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
何だかすごそうなふいんき(←何故か変換できない)だ……。
戦況は段々と傾いてきているようですな~。
果たしてこのまま押し切られてしまうのか、それとも此処から何か起死回生の展開が……?
今後もワクワクドキドキですよっ。

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