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紫堂 圭斗

Author:紫堂 圭斗
少しずつ更新やら日記やら増やしていく予定。

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『東方プロジェクト』


幻想入り停止中(202番目)。

エレメンタルガイストとアーマードコア、あとは友人の為の小説とか色々書いてます(現在更新停止中)。
あとは趣味レベルの絵とか(最近は主にこちらがメイン)。

初めての方はまず『Infomation』をご覧ください。

後、私が怪しいと判断したコメントは容赦なく消させていただきます。

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剣を求める者~赤と深紅が紡ぐ未名の世界 Vor.3~

調査不足のところ申し訳ない。
この世界に関してはまだその名前が判明していない。
だがどんな世界なのかはおおよそ把握している。

この世界は元々三柱の神々によってそれぞれに世界が構築され、秩序が保たれていた。
しかし神々の一人が経緯は不明だが他の二神に対して戦いを挑み…そしてその神の世界ごと滅ぼされたという。
以後『レイムナール』と呼ばれる神が守護する第一世界、『フェンブレード』という神が支配する第二世界のみとなり、名も知らぬ神と共に滅びた第三世界はもはや生物の存在しない死の空間と化していた。

どうやらこの世界は剣と魔法の文明圏が発達しているようで俺の目的である『力ある剣』の発見の確立も高かった。
しかし、誤算もあった。
それは俺以外の次元放浪者が…それも複数入り込んでいたということだ。
どの世界でもそうだったかここでの戦いは今までで一番熾烈になる可能性が高そうだ―

―――――― 俺がこの世界を訪れる少し前、先にこの世界を訪れた者達がいた。
彼らは次元放浪者としての能力を備えていたが誕生したばかりの為、同業者には何の情報もなかった。
3人の男女はそれぞれ神秘的な両手剣、槍、弓を持っており、見た目は髪型や体格を除けば3人とも綺麗な金髪に赤い瞳、どこかの組織のものと思われる制服に身を包んでいた。

「ここがあの博士どもが復讐しようとしていた神のいる世界か」
「俺達のいた世界と違って綺麗な所じゃねぇか」

彼らは自分達のいた荒廃した世界と見比べて感嘆の声を上げた。
すぐ傍で草花を弄っていた少女が景色に見とれている男二人に話しかけた。

「でさ、私達もう自由の身なんだし好きなことしていいんだよね?」
「ああ、あの馬鹿どもは俺達で神様殺すつもりだったようだがそんなことどうでもいいじゃん。俺はこの世界の食事を堪能してくるぜ。お前らはどうするんだ?」
「私は…とりあえず面白いと思ったことは全部手をつけるつもりよ。ルヴァロンはどうする?」
「俺は剣を持つ戦士として生まれたからにはこの世のありとあらゆる強者達と戦って倒したい」

両手剣を背中に下げた男―ルヴァロンは無機質な声色で弓を持つ少女―ウルに答えた。
それを聞いた槍の男―クロウヴィアズはウンザリした表情を作った。

「お前さ、せっかく解放されたのに自分から戦いに足突っ込んでどうするんだよ」
「気にするな。俺達は自分達の思うとおりに行動すればいい。誰にもそれを止める権利はない」
「はいはい、ルヴァロンがそうしたいって言うなら好きにさせればいいじゃない」

ウルが話を締めるとそれぞれが持つ武器の先端を重ねた。

「じゃあ、私達3人が一緒にいるのはここまで。縁があったらどこかで会おう」

互いに確認しあうと3人はそれぞれ別の方向に飛び去った。
そして俺がこの世界にやって来た時にはその3人によって騒動が起こされていた―

――――――

俺がこの世界を訪れてからしばし時が過ぎた頃、旅の仲間が出来ていた。
隣を歩くその女性は腰に二振りの刀を下げ、纏う雰囲気は一流の剣士を思わせた。
事実、彼女はこの世界で最高クラスの剣の使い手で、名をイークスと言う英雄の一人だった。
なぜこういう状況になったのかと言うと理由は少々時を戻すことになる―

イークスが現地に到着したときには最悪の状況が眼前に広がっていた。
地には大勢の騎士や戦士達が倒れており、その殆どが死んでいた。奇跡的に生きている者も意識はあるものの自分の意思では動くことも出来ないほどの重症ぶりだった。
そして、その惨劇を起こした張本人は特に傷を負った様子もなく倒れた騎士達の中央に立っていた。
肩にかける様に右手に持つ巨大な両手剣は彼らの血で濡れていた。
それを見たときイークスの怒りは頂点に達した。

「貴様…なぜこんなことを?!」
「俺はただ強者と戦いそして勝つ、それだけだ。ただ・・・」

男は冷静に、ほんの少し落胆を加えて言葉を続ける。

「精鋭と呼ばれている割にこいつらは弱すぎてつまらなかったが」

邪魔とでもいいたげに傍に倒れている騎士の亡骸を蹴り飛ばす。
それを見たときにはすでにイークスはその場から消えて、男の眼前で刀を抜く動作に入っていた。
高速の居合い斬りが男に迫るがそれを肩に担いだ両手剣で防ぐと、間合いを取るためにバックステップをした。
だが、はじめからそれを狙っていたのかイークスは続け様に斬撃を繰り出す。
今度は斬撃によって引き起こされた真空波も加えての多段攻撃である。
しかし斬撃は剣によって、真空波は剣から放たれた光によって相殺された。
一般人には一瞬の出来事にしか見えないであろうやり取りが終わって、男の無表情に僅かながら笑みが浮かび上がった。

「ふ、これはいい。思いがけないところで強者がやってくるとは今日の俺は運がいいらしいな」
「その減らず口、後悔させてやる。貴様の死をもってな!」

二人の激闘が繰り広げられている時、俺は少し離れた小高い丘の上にいた。
恐らくはこの先の町か何かを守る為の砦であったのだろう破壊された施設と、ここからでもはっきりとわかる無数の死体、そしてその中で未だ続けられている戦い。
状況は互角と言ったところで、技で攻める女とどちらかと言えば力技の多い男が打ち合っている。だが時が経つにつれて女の方に疲れが見え始めていた。
技量自体は女のほうが上だと思うが、超重の一撃をあれだけ受け続ければ体力が尽きるのはどちらが先かは容易に想像できた。
本来ならば係わり合いにならないほうがいいのだが―

(どう見ても常人の戦いではない。…同業者か?)

自分と同じ次元放浪者でも普段は係わり合いになることは滅多にない。
しかし例外はあって、『その世界(次元)に多大な影響を与える行為を行う者に対してはその行動の阻止、もしくは制裁を加える』という暗黙の決まりがあるのだ。

(あれだけ人殺して建物破壊してるのなら後先まったく考えてないだろうな)

ダイハードの一件からそうだが俺は厄介ごとに遭遇してばかりな気がする。
しかし、放置すればその世界のOEを敵に回すことになってしまうので止めに入ることにした。

「No.30」

俺の一言とともに腰に下げた銀色の鞘から一振りの剣が出現する。
30番目の魔剣、”分け身”トライブレード。
魔力や気を込めることで無数に分裂する魔法の剣だ。これの最初の所持者は大量に分裂させた後、雨のように剣を降らせたという逸話もあるが生憎と俺にはそこまで大量に出すことは出来ない。
トライブレードを2つに分けて両手に持つと高速で二人の元へと駆け抜けた。
二人が間合いを空けて再度攻撃しようとする瞬間を狙ってその間の空間に2本の魔剣を投げつける。
思っても見ない方向からの攻撃に二人は攻撃のタイミングを失ってその場に停止した。
俺はその間に両者の間に入って刺さった剣を引き抜くと二人に向かって突きつけた。

「剣士の一騎打ちに割って入るのは礼儀に反してると思うがこちらも事情があってな…邪魔させてもらった」

突然の乱入者である俺に男は明らかに不機嫌になり、女のほうはその敵意を俺にも向けてきた。
どちらにしても戦う羽目になるだろうが一応説明はしておくべきだと思った。

「戦う前に確認しておきたいがこの惨劇はどっちの仕業だ?」
「俺がやった。弱すぎて話しにならなかったが」

男の返答に女が怒りをあらわにしたところを見るに彼女はこの世界の人間なのだろう。

「そしてもう一つ。お前は”異なる世界への移動手段を持っている”か?」

質問の意味のわからない者には何のことかと思うだろうが次元放浪者かどうか確かめるために必要なことだ。
もっとも、嘘をついたとしても暴く手段はあるのだが。
だが、男はあっさりと口にした。

「ああ、そんなことも出来るがそれがどうした?」
「そうか。お前も次元放浪者か…ならばこういうことをしたらどうなるかわかるな?」
「は?何の話をしている?俺には良くわからない」

このやり取りで男がまだ”成り立て”であることを理解した。
ならば徹底的に教えなければなるまいと俺は男のほうを向いて剣を構えた。

「俺やお前のように異なる世界を自由に行き来できる者を次元放浪者と言う。ルールがあるわけではないが暗黙でその世界に大きな影響を与える行動は控えることになっていてな…お前はやりすぎだ」
「ふん、そんなことは知らない。俺はやっと自由になれたのだから好きに生きる。誰にも邪魔はさせない」

ここまでやり取りを見守っていた女が俺の横まで歩いてくると、再び男に向けて刀を構えた。

「お前は敵ではない、と思っていいのか?」
「ああ。だが俺も戦っていいのか?一騎打ちなら邪魔はしないが」
「この男は敵だから倒すつもりなら協力してくれ。私はイークスだ」
「分かった。俺の名は…ルクード」

この世界用の偽名を名乗ると、俺達は眼前の男に向かって斬りかかった。

――――――

~登場人物~

■レイムナール・リクシス(不明・♀・OE:神)
第一世界を守護する神で争いを好まない平和的な考えを持っている。
自分の世界の統治方法にもその考えは反映されており、基本的に直接干渉せず成り行きを見守っている。
OEとしての実力は次元放浪者を凌駕している。

■フェンブレード(不明・♂・OE:神)
第二世界を支配する神でこちらは力と畏怖で自分の世界を統治している。
好戦的な考えを持ってはいてもそれを自分の世界の外にまで持ち込むつもりはないらしくレイムナールとは不干渉の方向で共存している。
OEとしての実力は次元放浪者を凌駕している。

■イークス・ロズベルク(??歳・♀・次元放浪者『ウォーカー』)
かつてこの世界であった神々の大戦においてレイムナールと共に戦いを勝利に導いた英雄の一人。
各世界を行き来できる能力を持っていることから次元放浪者に該当するが彼らの世界では『ウォーカー』と呼ばれている為こちらの言葉を使用している。
第一世界最強の居合いの達人で『無刃』という神剣で放つ斬撃は空間をも切り裂くほどである。

■クローゼ・リュヒト(??歳・♂・次元放浪者『ウォーカー』)
この世界で2人しかいない『ウォーカー』の一人で神々の大戦の英雄の一人。
この世界の住人でおそらくもっとも強い格闘家でその拳は海を裂き、繰り出される蹴りは山をも砕くとさえ言われるほど。
しかしネーミングセンスは微妙で仲間として共に行動していたイークス達は恥ずかしくて仕方ないらしい。

■神を射抜く者ウル(1歳・♀・次元放浪者)
第三世界の生き残り達が地下で密かに作り上げた人造の女神。
当初は他世界の神々への復讐の道具として使用されるはずだったが実験の段階で暴走、自我を持った為次元放浪者として生きる道を選んだ。
行動理念は『面白いことは全てやりつくす』で、自分が楽しければ他がどうなろうとかまわないらしい。
戦闘スタイルは弓による光の矢やレーザーの射撃攻撃で、神弓という外神具も所持している。

■神を切り裂く者ルヴァロン(1歳・♂・次元放浪者)
第三世界の生き残り達が地下で密かに作り上げた人造の神。
当初は他世界の神々への復讐の道具として使用されるはずだったが実験の段階で暴走、自我を持った為次元放浪者として生きる道を選んだ。
行動理念は『全ての強敵を倒す』事で、各世界のOEに進んで戦いを挑む珍しいタイプである。
戦闘スタイルは身の丈以上の両手剣による白兵戦闘で、神剣という外神具も所持している。

■神を貫く者クロウヴィアズ(1歳・♂・次元放浪者)
第三世界の生き残り達が地下で密かに作り上げた人造の神。
当初は他世界の神々への復讐の道具として使用されるはずだったが実験の段階で暴走、自我を持った為次元放浪者として生きる道を選んだ。
行動理念は『全ての食を体験する』事で、食べ物であれば安かろうと高かろうと関係ないらしい。
戦闘スタイルは槍による白兵戦闘と投げやりによる中距離戦闘で、神槍という外神具も所持している。
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コメント

遂に登場しましたな
特別出演サンクスですーw

レイやイークスもそうだけど
クロウヴィアズとかに惹かれます・・・

今後ちまちまと世界設定とか
伝えていかなきゃなー
剣の紹介のとこも
オロ9が載ってるのに笑ったw


見たことのある名前がイパーイ(笑
凄い人達が揃ってきましたな……。
闘ったら簡単に世界とか滅びるんじゃないだろうか……(笑

ORO-9は何にでも効くのですよ(*`∇´)=3 ムフー

クローゼ追加されてるー!

物語始まりましたね
この後イークスVSルヴァロンとかあるのだろうか
かなり期待してますぞw

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